通信制高校の
選び方・比較ガイド

「夢に挑む保険」として通信制高校を選ぶなら、押さえるべきポイントは決まっています。タイプ・学費・スクーリング・サポートの見方と、代表校の違いを、ウソなくまとめました。

失敗しない5つのチェックポイント

HOW TO CHOOSE
01

通学頻度で選ぶ

ほぼ通わない「ネット学習中心型」、自分で通う日数を選べる「通学・サポート型」、毎日通う「全日型コース」がある。今の自分の生活と体調に合うスタイルを選ぼう。

02

学費と就学支援金

通信制も「高等学校等就学支援金」の対象。令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず支援を受けられるよう拡充された。ただし実際の負担額は学校・履修単位数・施設費で変わるので、資料で確認を。

03

スクーリング会場が通えるか

大手の多くは全国から入学できる「広域通信制」。ただし卒業には年数回の登校(スクーリング=面接指導)が必要で、その会場が自宅から通えるかは学校ごとに必ず確認しよう。

04

サポート体制

不登校からの復帰、メンタル面のケア、進路(進学・就職)サポートの手厚さは学校で差が大きい。「自分が続けられそうか」で選ぶのが何より大事。

05

やりたいことができるか

プログラミング、eスポーツ、声優、美容、留学など、専門コースは学校ごとに個性がある。「この学校なら好きを伸ばせる」を基準にすると後悔しにくい。

代表的な通信制高校を比較

SCHOOLS

※ 学費はコース・年度・世帯状況で大きく変わるため、ここでは金額ではなく「タイプと特徴」で比べています。最新の学費・コースは各校の資料でご確認ください。

ネット学習中心(通学コースも)

N高等学校・S高等学校

運営:角川ドワンゴ学園

ネットで時間や場所に縛られず学べるのが基本。プログラミング・語学・大学受験対策などの課外学習やネット部活が豊富。週5/週3/週1の通学コースも選べる。

向いている人: 自分のペースで学びたい/好きなことに時間を全振りしたい人

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ネット学習中心

ルネサンス高等学校

運営:ブロードメディア(株式会社立)

スマホ・タブレットでレポートや動画学習を進め、登校を少なく卒業を目指せる。eスポーツ・美容・K-POP・AI/プログラミングなどの専門オプションコースが選べる。

向いている人: 在宅中心で効率よく卒業+好きな専門も学びたい人

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通学・サポート型(全国キャンパス)

第一学院高等学校

運営:ウィザス(株式会社立)

生徒一人ひとりを大切にする「1/1の教育」が理念。不登校・中退の経験や、スポーツ・芸能との両立など、多様な状況の生徒サポートに力点。

向いている人: キャンパスに通って手厚いサポートを受けたい人

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通学頻度を選べる(週1〜5・全国に学習センター)

鹿島学園高等学校(カシマの通信)

運営:鹿島学園

週5日通学から自宅学習中心まで、生活スタイルに合わせて通学頻度を選べる柔軟さが特色。進学・資格・専門分野の多彩なオプションコースがある。

向いている人: 通う量を自分で調整したい人/全国どこでも拠点が欲しい人

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通学・サポート型(屋久島スクーリング)

屋久島おおぞら高等学校 / おおぞら高等学院

運営:KTC学園

「なりたい大人になるための学校」を掲げ、担任との関わりや進路サポートを重視。スクーリングは世界自然遺産・屋久島での体験型。

向いている人: 人との関わりや進路コーチングを大事にしたい人

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全日型コースあり(毎日通学も選べる)

クラーク記念国際高等学校

運営:創志学園

通信制でありながら毎日通う「全日型」を導入。国際・IT・声優など特化コースが多彩で、全日制に近いキャンパスライフを送れる。

向いている人: 通信制でも毎日通学して専門分野に打ち込みたい人

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迷ったら「まとめて資料請求」で比べる

COMPARE

通信制高校は、パンフレットを見ると学校ごとの空気感がぐっと分かります。いきなり1校に決めず、気になる学校の資料をまとめて取り寄せて比べるのが、失敗しないいちばんのコツ。資料請求は無料です。

※ 学費・就学支援金の最新条件・コース内容・スクーリング会場は年度ごとに変わります。出願前に必ず各校の資料・公式サイトで確認し、進学の判断は保護者の方とよく相談して決めてください。

知っておきたい基礎知識

就学支援金 — 通信制も対象

高等学校等就学支援金は、全日制・定時制・通信制いずれの高校生も対象(国公私立を問わない)。さらに令和8年度(2026年度)からは所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず支援を受けられるよう拡充されました。ただし通信制は履修単位数に応じて支給額が決まるため、負担の軽減度合いは学校・コースで異なります。

スクーリング(面接指導)とは

通信制高校の卒業には、①レポート(添削指導)②スクーリング(面接指導)③試験の3つが必要です。スクーリングは学校や会場に登校して対面で受ける授業のこと。卒業には3年以上の在籍・74単位以上の修得・特別活動30時間以上などが求められます。

「広域通信制」は全国から入学できる

3つ以上の都道府県から生徒を募集できるのが広域通信制。N高・ルネサンス・鹿島学園・クラークなど大手の多くがこれにあたり、原則として住んでいる地域に関係なく入学できます。ただしスクーリングを受ける会場が必要なので、自宅から通える会場があるかは出願前に確認しましょう。

出典・一次情報リンク

主な出典:文部科学省

この記事の数値・条件は、以下の公式情報などをもとに作成しています。制度や募集要項は変わるため、応募前には必ず最新情報をご確認ください。

  1. 文部科学省|高等学校等就学支援金制度に関するQ&A(通信制も対象)
  2. 文部科学省|高校生等への修学支援(令和8年度〜所得制限撤廃の拡充)
  3. 文部科学省|広域通信制の課程の在り方について