Ⅳ・脳汁全開
囲碁棋士(院生)
10代でプロになるのが当たり前。だからこそ、入り口に立てる年齢が短い。
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- 応募・受験資格
- 日本棋院・関西棋院の院生試験に合格して院生になり、棋士採用試験(入段)に合格する必要がある。学歴の制限はない。
- 年齢の目安
- 院生の志願は中学生ごろまで(日本棋院では14歳を迎える年度が目安)。プロ採用にも原則の年齢上限(おおむね23歳未満)がある。
- 学費
- 院生としての研修費や対局・遠征の費用、入会・審査にかかる費用などがかかる。プロになるまで対局料などの収入はほぼない。
- 募集・出願の時期
- 院生試験・棋士採用試験は各棋院が年に定める日程で実施。
- 収入の目安
- プロ(初段)になれば対局料や賞金が発生するが、毎年プロになれる人数はごく少数。プロになってからも成績しだいで収入の差は大きい。
- なる難しさ
- ★★★★★
※ 数値は記事末尾の「出典」で公式情報を確認のうえ記載しています(2026年時点)。募集要項は毎年変わるため、応募前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人に向いている
- 盤上の広い世界を、長い時間集中して考え続けられる人
- 勝ち負けを冷静に分析し、次に活かせる人
- 小学生〜中学生のうちから、本気で打ち込める人
なぜ「早さ」が勝負を分けるのか
囲碁のプロになる王道は、院生として養成機関で腕を磨き、棋士採用試験(入段)に合格すること。ところが院生になれる年齢は中学生ごろまでと早く、プロ採用にも原則の年齢上限がある。「囲碁の年齢制限は将棋より厳しい」と言われることもあるほどで、10代でプロになるのがいわば当たり前の世界だ。
囲碁AIは人間のトップを超えて久しい。それでも、人間どうしが盤を挟んで競い合い、解説を通じて魅力を伝える文化には、いまも価値がある。AIを研究の相棒にしながら、人間が主役の勝負を見せていく——それが現代の棋士の姿だ。
なり方・スケジュール
- 子どものうちから囲碁を学び、院生試験に合格して院生になる。
- 院生のリーグで勝ち上がり、棋力を上げていく。
- **棋士採用試験(入段)**に合格して、プロ棋士となる。
院生になれても、プロになれるのは毎年ごく少数。挑戦できる年齢も限られている。だからこそ、勉強との両立や「もしプロになれなかったときの道」を早くから家族で話し合っておくことが大切だ。通信制高校などで時間を確保しながら打ち込む選択肢も知っておきたい。
キレイごと抜きの「現実」
ここからが大事。大人がパンフレットに書かない、厳しさ・デメリット・落とし穴を正直に並べます。読んだ上で「それでもやる」と思えたら、本物だ。
- 日本棋院の院生は志願できる年齢が中学生ごろまでと早く、研修も原則10代までとされる。「気づいたら挑戦できる年齢を過ぎていた」ことが起こりうるため、早く始めることがほぼ前提になる。
- プロ採用(入段)には原則として年齢の上限(おおむね23歳未満)がある。院生になれても、その期限までにプロ試験を突破できなければ道が閉ざされる。
- 棋士採用試験で毎年プロになれるのは全国でわずかな人数。院生全体から見れば、プロになれるのはごく一部という狭き門。
- 10代の早い時期から囲碁に全力を注ぐため、学業や別の進路との両立を意識的に設計しておかないと、進路の選択肢が狭まりやすい。
出典・一次情報リンク
主な出典:日本棋院・日本経済新聞
この記事の数値・条件は、以下の公式情報などをもとに作成しています。制度や募集要項は変わるため、応募前には必ず最新情報をご確認ください。