Ⅱ・五感の聖域
空師(そらし・特殊伐採職人)
重機が入れない巨木を、高所で一本ずつ解体する。命綱一本で空に一番近い場所で働く職人。
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- 応募・受験資格
- 法的な年齢・学歴の制限は実質ない。実力のある空師・林業会社・造園会社に弟子入り(就職)して技術を身につけるのが一般的。チェーンソーや高所作業の特別教育・技能講習は実務に必須。
- 年齢の目安
- 弟子入りでスタート(年齢制限は実質なし)
- 学費
- 弟子入り(雇用)なので学費はかからない。ロープや登攀道具など個人装備をそろえる費用はかかる。
- 手当・給与
- 雇われの場合、特殊伐採に対応できる技術者の日当は2万〜3万円が相場とされる(経験・現場による)。
- 募集・出願の時期
- 林業会社・造園会社・空師の求人や弟子募集に応募(通年)
- 収入の目安
- 日当2〜3万円が相場とされ、稼働日数しだいで年収は大きく変わる。独立して受注を増やせば売上は伸びるが、経費を引いた手取りは別。収入は安定しにくい面もある。
- なる難しさ
- ★★★★★
※ 数値は記事末尾の「出典」で公式情報を確認のうえ記載しています(2026年時点)。募集要項は毎年変わるため、応募前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
こんな人に向いている
- 高い場所が苦にならず、身体ひとつで挑む仕事にやりがいを感じる人
- 一本ごとに条件が違う木と向き合う、正解のない作業を楽しめる人
- 危険と隣り合わせの仕事に、安全管理を徹底できる慎重さを持てる人
なぜ「AIに奪われない」のか
空師が相手にするのは、住宅街のそばや斜面に立つ巨木だ。周囲に倒すスペースがない木を、自ら登って上部から一本ずつ枝や幹を切り落とし、ロープで地上に降ろしていく。
木の太さも傾きも、周りの建物との距離も、すべての現場で違う。どこにロープを掛け、どの順で切れば安全に倒れるか——その判断は、揺れる木の上で体感しながら下す。データや遠隔操作だけでは代われない、人間の経験と五感が要の仕事だ。
なり方・スケジュール
- 林業会社・造園会社や、実力のある空師のもとに**弟子入り(就職)**する。
- まずは地上での補助や道具の手入れから。チェーンソーや高所作業の特別教育・技能講習を受け、少しずつ登攀と伐採の技術を身につける。
- 経験を積んで一人前になり、独立して受注する人もいる。
夢のある仕事だが、ひとつのミスが命に関わる世界でもある。安全への意識と、収入が安定しない時期への備えを持って飛び込むのが、後悔しないコツだ。
キレイごと抜きの「現実」
ここからが大事。大人がパンフレットに書かない、厳しさ・デメリット・落とし穴を正直に並べます。読んだ上で「それでもやる」と思えたら、本物だ。
- 高さ数十メートルの木に登り、命綱一本で作業する。落下や伐採事故と常に隣り合わせの危険な仕事。
- 技術を身につけるまで時間がかかり、見習い期間の収入は高くない。
- 天候に左右され、雨や強風の日は作業できない。仕事量も季節や受注で波がある。
- 個人で独立しても、集客や経費(道具・保険・移動費)の負担が大きく、収入は安定しにくい。
- 重い道具を背負っての高所・長時間作業で、体力と集中力の消耗が激しい。
出典・一次情報リンク
主な出典:テレ東プラス・生活110番・WORKERS TREND
この記事の数値・条件は、以下の公式情報などをもとに作成しています。制度や募集要項は変わるため、応募前には必ず最新情報をご確認ください。