装蹄師(そうていし)のイメージ
Ⅱ・五感の聖域

装蹄師(そうていし)

馬の蹄に合わせて鉄の蹄鉄を仕立て、打ちつける。馬の脚を守る、力と繊細さの職人。

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最終更新: 2026-06-01

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応募・受験資格
認定装蹄師になるには、公益社団法人 日本装削蹄協会の装蹄師認定講習会の受講が必須。受講資格は「入講年度の4月1日現在 満18歳以上」。中卒・15歳では受講できず、まずは高校卒業などで18歳になるのが前提。
年齢の目安
18歳以上(講習の受講資格)。15歳からは不可。
学費
装蹄教育センター(栃木県宇都宮市)の1年間・全寮制講習。受講料84万円+講習実費など、寮費は月額約4〜4.5万円(令和2年度実績、年度で変動)。
手当・給与
講習中は受講費がかかる側。資格取得後の新人は住み込みで月収13万円前後、JRAなど企業勤めで月収16万円程度との情報があり、新人の年収はおおむね200万円前後からとされる。
募集・出願の時期
講習は毎年4月入講。願書受付・選考試験の時期は日本装削蹄協会の案内を要確認。
収入の目安
新人のうちは年収200万円前後からとされる。経験を積み、扱う頭数を増やしたり独立したりすると収入は上がっていく(個人差が大きく断定はできない)。
なる難しさ

※ 数値は記事末尾の「出典」で公式情報を確認のうえ記載しています(2026年時点)。募集要項は毎年変わるため、応募前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

こんな人に向いている

  • 馬や動物が好きで、生き物を相手にする仕事に魅力を感じる人
  • 鉄を加工する力仕事と、蹄に合わせる繊細さの両方を楽しめる
  • 18歳からの講習や住み込み修行を、長い目で続けられる覚悟がある人

なぜ「AIに奪われない」のか

馬の蹄は、一頭ずつ形も大きさも、その日のコンディションも違う。装蹄師は蹄の状態を見て削り、その馬専用に蹄鉄を熱して曲げ、ぴったり合わせて打ちつける

合わない蹄鉄は、馬の走りや健康を損なう。生きて動く馬を相手に、嫌がる脚を支えながら手で仕上げる作業は、機械にそっくり任せられるものではない。馬の状態を読む目と、鉄を扱う手の技が要の仕事だ。

なり方・スケジュール

  1. 18歳以上になってから、日本装削蹄協会の選考を受け、装蹄教育センター(栃木県宇都宮市)の1年間・全寮制の講習に入る。
  2. 講習中・修了後の認定試験に合格して、2級認定装蹄師になる。
  3. 開業装蹄師に弟子入りしたり、JRAなどに勤めたりしながら経験を積む。腕を上げて独立する道もある。

「馬の仕事」と聞くと15歳から目指せそうに見えるが、資格講習は18歳から。それまでに高校で学びながら、馬や動物に触れる経験を積んでおくのが近道だ。

キレイごと抜きの「現実」

ここからが大事。大人がパンフレットに書かない、厳しさ・デメリット・落とし穴を正直に並べます。読んだ上で「それでもやる」と思えたら、本物だ。

  • 資格講習を受けられるのは18歳から。中卒・15歳ではなれず、まずは18歳になることが前提になる。
  • 1年間の全寮制講習に100万円超の費用がかかり、合格して初めて2級認定装蹄師になれる。
  • 新人のうちは収入が低めで、住み込みで修行しながら経験を積む期間が続く。
  • 数百キロの馬を扱う力仕事で、蹴られるなどのケガのリスクもある。屋外作業で体力的にもきつい。
  • 技術職のため一人前になるまで時間がかかり、扱う馬の頭数で収入が左右される面がある。
保険 挑戦する前に「保険」をかけよう。 中卒で飛び込むのはハイリスク。スマホ1台で高卒が取れる通信制高校に在籍しておけば、安心して全力で挑める。

出典・一次情報リンク

主な出典:公益社団法人 日本装削蹄協会・ファームエージェント・JRA UMAJOB

この記事の数値・条件は、以下の公式情報などをもとに作成しています。制度や募集要項は変わるため、応募前には必ず最新情報をご確認ください。

  1. 公益社団法人 日本装削蹄協会|装蹄師になるには
  2. ファームエージェント|装蹄師とは|年収や必要資格を解説
  3. JRA UMAJOB|お仕事紹介 装蹄師(そうていし)